VTRの再生時におこる時間誤差は, 90度分割誤差, スキューイング, スカロッピングなどがあり, これらの補正は従来機械的に行なっていたのでかなり精度が悪かった.これを可変遅延線路を用いて自動的に補正する装置が開発された.補正の制御範囲は1.0μsec以内であり, 時間誤差は0.01μsec以下におさえることができる.