プリント巻線モータの過負荷使用を考慮すると, 駆動素子としてSCRがトランジスタより適切であることを示し, 流通角制御の場合におきる駆動特性の劣化は速度帰還, とくに逆起電力ゲート帰還によって改善できることを一般的に明らかにした.これにもとついて出力95WのPM-488形モータを駆動できるSCRサーボ増幅器を試作した結果, 良好な性能を得ることができた.