テレビ画質評価における判断の誤差を軽減するために評価基準写真の利用を考え, セットノイズとパルスノイズについて実際に写真を作成した.本論文ではこの写真作成の方法をのべるとともに, セットノイズの例では標準偏差4~6dBが, 写真印画の利用により約2dB以内に減少することを示し, 写真印画の利用が有効であることをのべている.