ブラウン管の解像度, 鮮鋭度に関する性能を最終的に評価するには, レスポンス関数によるのが最も合理的と考えられる.本論文は, 元来入力レベルの変化に対して一定な特性をもった直線変換系について定義されているレスポンス関数を, これらの条件が成り立たないブラウン管に適用する問題に関して筆者の考え方を示し, その実用的測定法を検討, かつ'これによる代表的測定例をあげて参考に供した.