イメージ管をある範囲の空間周波数を伝送するアクティブなローパスフィルターと考えることにより, 光学の情報論的な立場より, イメージ管と視覚とを組合わせた場合の情報伝達容量を計算した.さらに, この結果から被写体に含まれる情報を視覚に伝達する場合, その明るさと大きさの間に最適な条件があることを見いだし, イメージ管装置を設計する場合に, どのようなレンズ系と組合わすべきかの方針を与える.