同期信号発生器のモレクトロン化第一段階の試作を行ない, 約90%の部分をモレクトロンに置き換えることに成功し, 信頼性が向上した.しかし, 今後さらに集積化を進めるにあたって著しい小形化および性能の向上を実現するためには, 素子の高密度化, 実装方式の改良だけでは限界があり, 回路方式の再検討, 規格の統一による単純化, 機器の多機能化などが必要である.