テレビジョンの撮像管としてイメージオルシコン, ビジコン, プランピコンなどが広く用いられているが, この撮像管を固体化しようという努力が続けられている.真空管をダイオード, トランジスタで半導体化してきた動きと平行して, 固体の撮像装置が可能になれば, 小形, 軽量, 低電力で, 信頼度の高いものとなり, 使途も拡大される.現在, MOSおよびTFTの技術を中心として研究が展開されている.本文はこれらの動向を解説したものである.