三色配色の感情の次元性を確かあるため, 100個のサンプル, 120人の被験者, および38個の尺度を用いて, Semantic Differential法による実験を行なった.因子分析による解析結果は, 各背景および性において, ほぼ6因子の存在することを確定した.代表的な4因子である “こころよさ” “目立ち”, “はなやかさ”, “暖かさ” について, 各因子の因子評点と良い相関を示す, 物理量からの推定式を求めた.なお, 各因子に対応する純粋尺度の決定を行なった.