半導体エレクトロニクスを中心にして, 材料面から現在と将来とを考える.将来は過去と現在とから単純に外挿すべきものではなく, むしろ現在の動向を明確にし, そのうえで何がさらに求められており, 何で困っているかについて真剣に取り組むことによって主体的につかむべきである.そのような実例を結晶学的な問題と, 機能素子とについて示した.