その応用がアイデアだけに過ぎなかった透過形二次電子が, KClなどの高抵抗材料の利用により現実的になって十数年になるが, この間に行なわれた各種ダイノードの試み, その動作機構の考え, インテンシファイヤー管その他への応用につき展望する.さらに, これから発生した二次電子伝導効果とその応用であるSEC式撮像管についても概説する.