等間隔の微小ダイポールを素子とするEndfire Arrayにおいて, 素子上の電流が, 振幅一定, 位相が漸進的変化の仮定での利得の表示式から, アレイ全長, 素子間隔に対する最大利得, 最適位相速度を求めた.この値と従来得られていた八木・宇田アンテナの利得とを比較し, ここで得られた値に半波長ダイポールと微小ダイポールとの利得差0.39dBを加えたものが, ほぼ八木・宇田アンテナの最大利得を示すことを明らかにした.