ファクシミリ送画用密着形フライングスポット管として, 不透明原稿を高速度, 高解像度および光利用率よく送信しうるプリズムファイバー管 (PFT) を開発した.光利用率は従来のフライングスポット走査方式にくらべ5倍以上である.主走査を15.75kHzに選び, この管を用いて原稿を送信し, ファイバー光学記録管で記録した場合, 約10本/mmの解像度で9階調の濃度が得られた.