静止画像および動画像に対するテレビ信号を実時間的に処理し, 振幅分布, 1次階差および内挿差の分布に関し測定を行なった.その結果, 振幅分布は画像の種類による依存性が強いのに対し, 1次階差および内挿差の分布は指数分布の形に従うことがわかった.この分布関数を用いると, 1次階差の電力は一様分布と仮定した原テレビ信号より20~24dB減少し, 内挿差の電力はさらに3dB減少していることが判明した.