走査線ごとに位相反転するストライプフィルターと, 画像の垂直相関を利用した復調方式を用いた単管カラー撮像方式の提案と特性の検討を行ない, 従来の周波数分離方式より高解像度の像が得られることを示した.次に, 周波数分離方式一般の雑音特性, 色再現性の限界を示し, 3管式との対比を明らかにした.また, 本提案の構造をもつストライプフィルター付のビジコンを用いた白黒なみの小形カラーカメラを試作し, 300本以上の高解像度のカラー像をえた.