電気二重層の強い電界で生ずる “狭窄放電” と呼ぶ明るい輝点状の発光を利用した新しい気体放電型表示装置を開発するため, 狭窄放電の性質, 走査, 輝度変調などについて実験的な検討を行なった.また, これを基に9×9および48×65画素の表示装置を試作した.テレビ類似の走査方法で文字, テレビ画像の表示を試み, 48×65画素の装置ではコンストラスト比20 : 1, 画面輝度60fLで階調のある表示ができた.