透明電極を用いて64画素CCD (charge-coupled device : 電荷結合素子) を試作し, ラインセンサーとして撮像実験を行った.その結果, 光の利用率が向上し, 従来の金属電極CCDにくらべて感度が数倍向上し, 撮像装置として有利なことがわかった.また1回の転送ごとに画素数より数個多いクロックパルスを用いて信号を転送する駆動方式を用いることにより, 残留電荷を1回の走査で消去でき, 画質を向上させることができた.