飛行機による散乱波が希望波と干渉することによっておきる電界変動, すなわち, 飛行機のフラッターをディジタル計算機を用いて推定する計算プログラムについて説明し, 計算例を示し, また, 実測値との比較を行った.実験結果と文献に与えられている結果とから, 飛行機の側方散乱断面積に比例するパラメーターとして, 飛行機の全長×全幅を採ることを提案している.ジャンボジェット機の場合は約500m2の断面積を持つと推定される.