CCIRの活動のうち, 放送に関する部分に主点をおいて, 1970年のニューデリー総会以降から1974年のジュネーブ総会までに至る期間の活動状況と審議結果について概要を述べる.今会期においては, LF/MF地域主管庁会議を控えて, 中波の論議が盛んであったこと, および, 新しい放送技術の研究, 特に衛星放送関係に世界の目が向けられていたことが特徴といえよう.