100kW UHFテレビ放送機では伝送線としてWR-1500フラットタイプ (381mm×95.25mm) 導波管を使用するので, 大導波管用水負荷のインピーダンス整合のための最適傾斜角を計算で導びき, これと実験結果とを比較して良く合うことを確かめた.製作した水負荷は全長約1.5mであり, 定在波比1.05以下の周波数帯域幅は約11MHz, 100 l /minの水量にも充分耐え, 実負荷テストにも耐えることが示された.また水温上昇とともに整合周波数が高くなっていくことが観測されたが, これも計算結果とよく合うことが確かめられた.