画像情報をも取扱うことのできるデータベース開発の意義と課題を, 埋蔵文化財, ことに7, 8世紀の古瓦を例にとって考察し, 古瓦の文様のもつ情報と特徴を解説するとともに, 文様の前処理と特徴抽出の諸問題ならびに画像情報の大量蓄積と遠隔端末への提供のための方策を論じ, あわせて画像情報のためのデータベースの一般的構成を示している.