撮像蓄積管を用いた撮像システムにおいて,その毎秒像数を増すことを目的として,光電面からの光電子による新しい消去・準備動作を考案した.まず絶縁物の表面電位変化に関して動作解析を行い,実測値との良い一致をみた.また消去・準備時間を10ms以下に短縮することができた.これにより毎秒30枚の高速撮像が実現でき,水平解像度230TV本,階調7段階で,しかも残像のない良好な画像が得られた.