テレビ多重の文字放送について伝送特性と受信品質との関係を解説した. 文字品質として許容されるランダム性の絵素誤り率は主観評価によって求められ, 2×10-3である. 現在のテレビ伝送路には各種の妨害が存在するが, それらが誤り率に及ぼす影響を室内および野外の実験によって調べ, 許容される誤り率を得る条件や問題点を述べた.