各画素ごとに増幅機能を持った撮像素子, すなわち内部増幅型固体撮像素子 “AMI” について種々のテストデバイスを試作し, その特性を測定した.その結果, 光電変換電流は増幅機能を持たない撮像素子に比べ, 100倍から1000倍の高出力が得られ, ランダムノイズについては非常に少ない値が実測された.また, 出力電流はセルの縮小率に比例して減少しないことも実証した.固定パターンノイズは原理的にはCCDなどと同等であり, その撮像例を示すとともに, 外部回路を用いた軽減効果についても実例を上げて述べた.