反復変換理論に基づく濃淡画像の符号化手法が数多く提案されている.その中で, A. E. Jacquinが提案した静止画像符号化では, 画像を異なる大きさのブロックに空間的に分割することで効率的な符号化を達成している.この概念を, 動画像符号化における時間方向の効率的な分割へと拡張した.