以上,北海道に於ける馬鈴薯の主要6種につ1いて5地域に耳る成分の地域間変異の様相につぎ,その予備的調査を行つたがその結果は次の如く要約される。1.比重,固形分及び澱粉含有量に品種間及び地域間差異が認められた。2.上記三成分,並びに塊茎の品種内個体差の地域による変異の程度が品種によつて異り極めて特異性ある品種が見出された。3.比重測定法の,ライマン法と食塩法との間には極めて密接な相関関係が認められた。4.比重と,固形分,澱粉及び澱粉と糖の和の含有率との間には極めて高い正の相関が認められた。