ソラマメ,キントキインゲン,ナガウズラインゲン,アズキ,リゴクトウ,アズキササゲ,フジマメ,およびナタマメのデンプンを注意してアルカリで糊化し,ブタノール法でアミロースとアミロペクチンとを分別し,滝(5)の方法を少し変えてアミロースの定量を行つた。このペーパークロマトグラフィー法の結果は電圧滴定法の結果よりかなり高い値のアミロース含有量を与えた。すでに報告した沈でん法やヨード呈色法をも電圧滴定法と比較した。