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  • 标题:小麦澱粉製造に関する研究(第4報)
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  • 作者:勝屋 登 ; 高橋 礼治 ; 河村 百合雄
  • 期刊名称:Journal of Applied Glycoscience
  • 印刷版ISSN:1344-7882
  • 电子版ISSN:1880-7291
  • 出版年度:1961
  • 卷号:9
  • 期号:4
  • 页码:142-148
  • DOI:10.5458/jag1953.9.142
  • 语种:Japanese
  • 出版社:The Japanese Society of Applied Glycoscience
  • 摘要:

    pH管理による澱粉収率の増加法と,これを実際製造に応用した場合に起る種々の問題について実験検討を行い,次の諸点を明らかにした。(1)小麦澱粉製造中,小麦粉より由来するアミラーゼのため澱粉は5~8%位糖化されて損失するが工程の初期に微量の塩酸(約0.04%)を加えて澱粉乳のpHを3.6以下に下げておけば糖化損失を防ぐと共に乳酸酸度の上昇も緩漫にする事が出来る。(2)塩酸を添加してpHを下げた場合,スターチテーブルでの沈の附着と白粕の分離がやや悪くなる傾向があるがその影響は極めて僅少であり,遠心分離機を使用する場合には問題ない。(3)塩酸添加法によって得られた澱粉の色は従来法のものより白く,蛋白含量も少くなる。(4)塩酸添加を実施しても製品澱粉の糊としての性質に悪影響を与える事はなく,むしろ向上する位でこの点では危惧はない。(5) 塩酸添加が工場設備の腐蝕におよぼす影響については各種金属片で試験したが防蝕技術からみた評価方法によればいずれも「完全な耐蝕性」があるといわれる程度である。 以上の実験結果から,小麦澱粉製造工程の初期に微量の塩酸を加えて,工程のpH管理を行えば,従来の製造設備を利用して小麦澱粉の収率と品質を向上せしめ得ると結論した。

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