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  • 标题:冬の学生服地の性能
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  • 作者:三井 紀子 ; 酒井 豊子
  • 期刊名称:日本家政学会誌
  • 印刷版ISSN:0913-5227
  • 电子版ISSN:1882-0352
  • 出版年度:1987
  • 卷号:38
  • 期号:6
  • 页码:517-525
  • DOI:10.11428/jhej1987.38.517
  • 出版社:The Japan Society of Home Economics
  • 摘要:

    冬の学生服地の性能を知るため, 一般的によく用いられている市販学生服地26点を収集し, その諸性能について検討を行った.その結果, 次のようなことが明らかとなった. 1) 厚さ, 質量, みかけの比重, 含気率, 剛軟性, 通気性, 光沢などは, 糸の太さ, 糸密度など糸の状態, および織物構造などとも密接な関係があり, 繊維組成によるちがいはみられない. 2) 毛100%布は, 厚さ, 質量, 剛軟性にいろいろなものがあるが, 通気性は小さく, 保温性が大きく, 防しわ性がよく, 耐ピリング性が優れている傾向がみられる.一方, 引張強さ, 破裂強さ, 摩耗強さが劣っており, 比較的値段が高い. 3) 毛とポリエステルの混用布は, ポリエステル混用割合が多いほど引張強さ, 破裂強さ, 摩耗強さは大きくなるが, 耐ピリング性が悪くなる傾向がある.また, 運気性, 保温性, 防しわ性は, 毛とポリエステルの混用率による差はあまりみられず, ほぼよい性能を有している. 4) ポリエステル100%布は, 強さは非常に大きいが.現在用いられているものは加工糸織物であるため, 他の布とかなり異なった傾向を示している.厚さや質量, 耐ピリング性は中程度であるが, 通気性が著しく大きく, 保温性が小さく, 防しわ性も小さい傾向がある. 5) 染色堅ろう性には, 規定に達しないものもみられたが, 染色堅ろう性と, 布地の混用率および色との関係はみられない. 学生服地としては, 各種物理的性能のほか, 価格および家庭洗たくのしやすさの点からは, 毛とポリエステルの混紡布がすぐれていると考えられる.

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