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  • 标题:ごま抽出画分焙焼テストの香気
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  • 作者:竹井 よう子
  • 期刊名称:日本家政学会誌
  • 印刷版ISSN:0913-5227
  • 电子版ISSN:1882-0352
  • 出版年度:1989
  • 卷号:40
  • 期号:1
  • 页码:23-34
  • DOI:10.11428/jhej1987.40.23
  • 出版社:The Japan Society of Home Economics
  • 摘要:

    ごま特有香の発生要因を知るため, ごまをヘキサンにより二つに分画し, ヘキサン不溶の R1 画分をさらに溶媒抽出により三つに分画した.これらの画分を個々に, あるいは種々の組合せで混合して焙焼テストを行い, そのヘッドスペースベーパーをガスクロマトグラフにより分析した。抽出残査 R2 画分を焙焼した香気濃縮物を調製し, ガスクロマトグラフ直結質量分析を行い, 香気成分の同定に資した.すりごまをヘキサンで2分画し, その両方 (RIとK) を混合し焙焼すると官能的には炒りごま香が感じられたが, GLC 分析では, 妙りすりごまのアロマパターンと同一ではなかった.しかし, R1+Hの焙焼テストの香気と炒りすりごまの香気には含まれるが, R1 画分の焙焼香には含まれない成分が4種みられた.このうちに, 前報でごま特有香に関連があると考えられた未知のピーク No.81 の成分が含まれており, その他は, ピラジン類とメチルフランであった. R2 画分はピラジン類やフラン類を含みこうばしい焙焼香を発生させ, R1 画分と大きなちがいは見られなかった. C 画分は含硫化合物とシクロテンの発生を増加させ, 甘さやしつこさを増すと思われ, M 画分はラクトン類やシクロテンの発生に寄与し, 甘さを増すと考えられた. H 画分は, それのみの加熱では酸敗油臭を発生するのみであるのに, R1 や M 画分に加えられると炒りごま香やバターケーキ香を発生させ, ピラジン類の増加と, ピーク No.81 の成分の発生が認められた. 以上のことから, 妙りごま香発生には, ヘキサン分画した 2 画分ともに必要であったが, M 画分は甘いみそ香に加えわずかに炒りごま香を発生させ, 炒りごま香発生にも, 甘い焙焼香発生にも寄与し, とくに重要と考えられた.

  • 关键词:ごま; 香気成分
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