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  • 标题:市販緑茶の直接摂取について (第1報) 市販緑茶の料理の素材としての利用
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  • 作者:桑野 和民 ; 酒巻 千波 ; 三田村 敏男
  • 期刊名称:日本家政学会誌
  • 印刷版ISSN:0913-5227
  • 电子版ISSN:1882-0352
  • 出版年度:1989
  • 卷号:40
  • 期号:10
  • 页码:869-875
  • DOI:10.11428/jhej1987.40.869
  • 出版社:The Japan Society of Home Economics
  • 摘要:

    嗜好飲料として定着している緑茶の, 優れた生理作用や栄養素を有効に利用するために, 市販緑茶を料理の素材として直接利用することを検討した.すなわち, 嗜好性, 栄養素や食物繊維の供給量, また, ラットの成長や飼料効率等について検討し, 以下の結果を得た. すり鉢であたり, 10メッシュのフルイを通した煎茶を, 素材の一つとして使用した料理4点を作り, 本学学生 23名による嗜好度調査を行った結果, 味付けを好みに合わせれば, 本提案は十分に可能であると考えられた.また, 種々の料理に, 素材, 装飾として煎茶を利用して試食した結果, 1人前の煎茶使用量は1~59が適当であったことから, 1日あたり59の直接摂取は無理なく可能であると考えられた. 煎茶5gの直接摂取による栄養素供給量を算出した結果, 成人男子の栄養所要量に対して, カルシウム4%, 鉄10%, ビタミンA, B2, ナイアシンおよびCが, それぞれ18, 8.8, 14および25%, また, ビタミンE も, 米国の所要量の28~36%供給できることがわかった.各種煎茶27種の総食物繊維定量値の平均は, 30.5%であった.したがって, 上記と同じ5gの直接摂取により, 1.53g, 日本人の食物繊維摂取量の8.2%を供給できることがわかった. ラットに煎茶粉末を1%および5%添加した飼料を与えて行った長期 (6ヵ月) 飼育試験の結果, 成長や飼料効率に悪影響はなかった.解剖所見や血液の生化学試験による確認も必要であるが, ヒトが長期にわたり58程度の煎茶を直接摂取したとしても, とくに問題はないと考えられた.

  • 关键词:緑茶; 市販緑茶; 料理の素材; 微量栄養素; 食物繊維; 動物実験
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