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  • 标题:米の調理に関する研究 (第7報) 炊飯における蒸らし中の温度の影響
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  • 作者:貝沼 やす子 ; 江間 章子
  • 期刊名称:日本家政学会誌
  • 印刷版ISSN:0913-5227
  • 电子版ISSN:1882-0352
  • 出版年度:1989
  • 卷号:40
  • 期号:10
  • 页码:897-904
  • DOI:10.11428/jhej1987.40.897
  • 出版社:The Japan Society of Home Economics
  • 摘要:

    1) 厚手鍋, 薄手鍋ともに加熱を延長し蒸らしを短縮した飯は, 最終温度が高くなり, 飯層中心部と空間部の温度差は小さくなった。しかし薄手鍋では消火後の温度低下が厚手鍋に比べ急激であり, 飯層中心部と空間部の温度差も大きく, 空間部の極端な温度低下が目立った. 2) 蒸らし中の鍋内重量の変化は, 厚手鍋の場合は蒸らし時間の延長に伴い重量が減少する傾向があり, 蒸らし中の水分の蒸発のためと考えられた.しかし薄手鍋の場合は蒸らし中の重量減少はほとんど測定されなかった. 3) 赤外線水分計による脱水率の測定結果は, 光沢計によるつやの測定値と対応しており, 厚手鍋, 薄手鍋ともに蒸らしのない飯は高い脱水率を示し, つやの値も高かった。また, 薄手鍋の蒸らしの長い飯は鍋内の部位間で脱水率に差が生じ, もどり水による影響がみられた. 4) 飯のかたさは厚手鍋の場合, 加熱延長によりややかたくなるが15分間の蒸らしにより緩和される傾向があった。薄手鍋の場合は加熱延長のない飯あるいは短い飯がややかたく, 98℃以上におくときの環境条件が十分ではなかったことが考えられた.飯の付着性は厚手鍋, 薄手鍋ともに, 加熱を延長し蒸らしのない飯は強く現れ, 非常に扱いにくい飯であったが, 蒸らすことにより適度な付着性になると思われた。また, 薄手鍋の加熱延長10分, 蒸らし5分の飯は厚手鍋の蒸らし15分の飯と, かたさ, 付着性ともにほぼ同値であり, 興味深い結果であった. 5) 厚手鍋, 薄手鍋それぞれにおいて好ましいと判断された飯の鍋内の温度変化を比較したところ, 最終温度が飯層中心部で93℃, 鍋内空間部で86~88℃とほぼ等しかった.以上より, 鍋の保温性を考慮した上で, 鍋内をこの温度に近い状態に導くように加熱時間と蒸らし時間を設定することが炊飯の最終段階として望ましいと考えられた.

  • 关键词:蒸らし中の温度; 水分の状態; 飯のつや; 米飯のテクスチャー; 蒸らしの効果; 炊飯の最終段階
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