多忙な先生方に, 限られた紙数で, 貴重な研究成果やご意見・提案をしていただいたことに, 心から感謝いたします. 「21世紀の家庭生活に向けて」アプローチしなければならない課題が多く重大であることを再認識させられました. また, 会員の方々から, ご意見をいただいたことにも感謝しています.こうしたシリーズがきっかけになって学際的な研究が行われるようになったり, 意見が活発化するようになることを願っています. 企画が不十分で, もっととりあげておかねばならなかった領域もあるように思います.そうしたご意見もお寄せいただければ今後の編集に役立てさせていただきたいと思っています. 家政学の研究がますます活発になり, 研究成果が社会に還元されていくことを期待して, この〈人間シリーズ〉「21世紀の家庭生活に向けて」を終わりたいと思います.