(1) 金時豆のAIはpH 3.0~7.0において37℃, 24時間のインキュベーション後でも活性に変化はみられなかった. (2) 金時豆のAIはpH 3.0, 5.0では80℃, 20分または90℃, 5分の加熱で約90%が失活したが, pH7.0では70, 80および90℃, 20分間加熱の後でもそれぞれ80, 50, 30%の活性が残存していた. (3) 金時豆を室温で15時間水浸漬した後でも, Alの活性に変化はみられなかった.また, 引き続き豆を水中で加熱すると15分で90%のAl活性が消失し, 30分で完全に失活した.