首页    期刊浏览 2024年11月29日 星期五
登录注册

文章基本信息

  • 标题:アルカリプロテアーゼによるカゼイン加水分解における酸化剤の相乗効果
  • 作者:小ノ澤 治子 ; 上甲 久美子 ; 小見山 二郎
  • 期刊名称:日本家政学会誌
  • 印刷版ISSN:0913-5227
  • 电子版ISSN:1882-0352
  • 出版年度:1992
  • 卷号:43
  • 期号:2
  • 页码:139-147
  • DOI:10.11428/jhej1987.43.139
  • 出版社:The Japan Society of Home Economics
  • 摘要:

    タンパク質分解酵素の活性に及ぼす, 15種の洗剤成分の影響を調べた既報における, 過ホウ酸ナトリウムによる酵素の活性上昇の理由を, 酵素, 基質カゼイン, 酸化剤の接触順序と酸化剤の添加濃度を変化させて求めたCasein-Folin法による加水分解量と, ゲルろ過カラムを用いて調べた分解物, 非分解物の分子量の分析から検討した. その結果, 次ぎのことが明らかになった. (1) 過ホウ酸ナトリウム, 過炭酸ナトリウムなどの酸化剤は, 2種のタンパク質分解酵素の活性を低下させなかった. (2) 酸化剤の添加により最も加水分解量が増加したのは, 基質と酸化剤を接触させたあと酵素を接触させた場合で, 加水分解量は酸化剤を添加しない場合に対し約160%まで増加した. (3) カゼインとその構成成分であるα, βおよびκカゼインの, 酵素による加水分解速度を求めた.カゼインの分解速度が, カゼインミセル表面に存在するαカゼイン, κカゼインの分解速度より速く, 内部に存在するβカゼインの分解速度より遅いことから, 酵素がミセル内部にも侵入して作用していると推定した. (4) 同様にカゼイン各成分の酵素分解における酸化剤の効果を調べ, それぞれの成分の分解にも相乗的効果をもつことを認めた. (5) 加水分解量の定量とゲルろ過カラムによる分解物の分子量の追跡から, 過炭酸ナトリウムなどの酸化剤の相乗効果は, 酸化剤により分子量1,000程度に分解されたカゼインが酵素の加水分解作用を受けやすくなるためと推定した.

  • 关键词:タンパク質分解酵素; カゼイン; 酸化剤; 酵素活性; ゲルろ過クロマトグラフィー; 洗剤
Loading...
联系我们|关于我们|网站声明
国家哲学社会科学文献中心版权所有