首页    期刊浏览 2024年11月14日 星期四
登录注册

文章基本信息

  • 标题:斜面での雨水流出経路が源流域河川の溶存有機炭素濃度−流量関係に与える影響
  • 本地全文:下载
  • 作者:芳賀 弘和 ; 西田 継 ; 坂本 康
  • 期刊名称:土木学会論文集G
  • 电子版ISSN:1880-6082
  • 出版年度:2009
  • 卷号:65
  • 期号:1
  • 页码:37-43
  • DOI:10.2208/jscejg.65.37
  • 出版社:Japan Society of Civil Engineers
  • 摘要:

    雨水の流出経路が源流域河川の溶存有機炭素(DOC)濃度と流量の関係(C-Q関係)に及ぼす影響を明らかにするとともに,DOC濃度の推定手法について検討した.斜面下端をソースとする飽和地表流(SOF)が卓越する場合,C-Q関係は強い正の相関関係を示した.他方,斜面上方をソースとする飽和地中流(SSF)が卓越する場合,C-Q関係は極めて弱い正の相関関係を示し,さらに,線形回帰式の傾きは前者の約4%と著しく小さかった.同一出水内において流出経路がSOFからSSFへと変化すると,DOC濃度はSOF卓越時の線形回帰式による予測値よりも低くなった.以上より,SSFの発生は河川水のDOC濃度に対して希釈作用を持つと解釈できた.DOC濃度の推定式を得るには雨水の流出経路の違いによってC-Q関係が異なることに着目して解析すべきである.

国家哲学社会科学文献中心版权所有