首页    期刊浏览 2024年09月20日 星期五
登录注册

文章基本信息

  • 标题:食品成分・栄養素の新規な生理活性探索に関する研究 (平成23年度日本栄養・食糧学会奨励賞受賞)
  • 本地全文:下载
  • 作者:水品 善之
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:2011
  • 卷号:64
  • 期号:6
  • 页码:377-384
  • DOI:10.4327/jsnfs.64.377
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    食品成分や栄養素の新規な生理活性として「哺乳類のDNA合成酵素 (DNAポリメラーゼ, pol) の分子種に対する選択的阻害活性」に注目した。「ホウレン草の糖脂質画分」にDNA複製型のpolα, δ, εに対する選択的阻害活性を見いだし, マウスにその糖脂質画分を経口投与することにより, その画分は副作用がない抗腫瘍活性を持つことを明らかにした。DNA複製型のpol阻害成分を高含有する食品素材は, 抗がん機能性食品としての開発が期待できる。一方で, 「クルクミン (Curcumin) 」はDNA修復・組換え型のpolλを特異的に阻害して, マウス耳の抗炎症活性を示した。そして, マウスのマクロファージ (抗原提示細胞) において, 炎症刺激によりpolλ発現が上昇すること, クルクミンはpolλの活性阻害だけでなく発現抑制も同時に行うことを見いだした。このpolλの発現量の増減は, 炎症マーカーであるTumor Necrosis Factor-α (TNF-α) の分泌量の増減と一致した。従来のpol阻害剤は全てのpol分子種を同時に阻害する「猛毒」であるが, 食品成分・栄養素による特定のpol分子種に対する選択的な阻害剤は毒性がない「生体機能調節物質」になることを我々は提唱した。pol分子種選択的阻害活性という科学的根拠に基づく抗がん・抗炎症機能性食品の開発が期待される。

  • 关键词:DNA合成酵素; 酵素阻害剤; 食品成分; 栄養素; 健康機能性
国家哲学社会科学文献中心版权所有