1) 1984年10月中に, 厚生省の食品添加物調査のための加工食品を中心としたマーケットバスケット方式に従い, 各種食品を, 東京, 札幌で大手スーパーより, 東京, 大阪で中堅スーパーより, 仙台, 和歌山, 北九州で中小スーパーより, 甲府, 長野, 松江で地元小売店より購入し1人1日喫食量相当を採取し, 8食品群に分類して, 14種食品添加物を分析し, 1日摂取量を求めた。 2) 14種食品添加物の10機関の平均1日摂取量はそれぞれ, アルギン酸ナトリウム90.4mg, アルギン酸プロピレングリコール0mg, グリセリンモノステアレート46.0mg, プロピレングリコールモノステアレート0mg, ソルビタンモノステアレート0mg, ショ糖モノステアレート1.0mg, グリセリン1, 266mg, 乳酸1, 176mg, グルコン酸65.7mg, マンニット308.9mg, アンモニア173.3mg, 水溶性アナトー0mg, 銅クロロフィリン0mg, 銅クロロフィリンナトリウム0mgであった。