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  • 标题:ワカメの生育段階別, 部位別, 生育環境別による無機成分 (Ca, P, I, Fe) 含有量
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  • 作者:伊藤 里美 ; 三好 保 ; 藤井 正信
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1987
  • 卷号:40
  • 期号:4
  • 页码:307-312
  • DOI:10.4327/jsnfs.40.307
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    1) 同日・同場所で採取した養殖ワカメの生育段階別粗灰分・鉄・カルシウム・リンは無水換算値で幼葉期 (Stage 1-3) に多い傾向が認められた。ヨウ素は生育段階における含有量に有意差は認められなかった。 2) 同日・同場所で採取した天然ワカメの生育段階別リン・鉄含量は, 幼葉期 (Stage 1-3) に多い傾向が認められた。粗灰分・カルシウム・ヨウ素に生育段階別の有意差は認められない。 3) 養殖ワカメの各生育段階における部位別無機質含有量は, 成実葉形成期 (Stage 3) では粗灰分は根・茎部に多い。カルシウムは根・葉部に多い。リン・ヨウ素は部位別に有意差はなく, 鉄は根に多い。 成熟期 (Stage 4) について試料の得やすさから葉・茎について先端・中央・基部に分けて試料を作成し定量した結果, 葉部ではカルシウム・リン・ヨウ素・鉄とも先端部に多く次に中央部に多い傾向を示した。粗灰分には差は認められなかった。茎部では粗灰分は先端・基部に多い。カルシウム・リンは先端・中央部に多い。ヨウ素は基部・先端に多い。鉄は基部・中央部に多い。 老成期 (Stage 5) の粗灰分とカルシウムは茎・葉部に多い。ヨウ素は葉部に多い。鉄は茎に多く含まれる。リンは部位別含量に差は認められない。 4) 養殖ワカメの生育条件別無機質含有量は粗灰分と鉄が密殖に多い。カルシウムは疎殖に多い。リンとヨウ素含有量に有意差は認められない。 5) P/Caモル比は, 老成期にリンの急激な減少とカルシウムの増加により低値となり, したがってワカメの成長期に高値を示した。

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