1) 従来の加工食品に対する食品添加物摂取量調査用のマーケットバスケット方式に準じ, 生鮮食品による6食品群を作成し, 全国10機関で調整した試料について, ビタミン, ミネラルおよび遊離アミノ酸の分析を行い, 生鮮食品由来の1日摂取量を求めた。 2) 調査対象物質の生鮮食品からの摂取量を, 加工食品からの摂取量と比較したところ, グルタミン酸では加工食品の摂取量中にかなりの人為的添加量を含むと類推されたが, その他の物では摂取量の大部分が天然含有量に由来すると考えられた。