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  • 标题:ワカメ無機成分 (Fe, Ca, I, P, Mg) の人工消化液による溶出について
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  • 作者:伊藤 里美 ; 三好 保 ; 藤井 正信
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1988
  • 卷号:41
  • 期号:4
  • 页码:293-298
  • DOI:10.4327/jsnfs.41.293
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    1) 試料ワカメの一般栄養成分は, 粗灰分16~44%, タンパク質7.5~24.2%, 粗脂肪1.4~6.8%, 炭水化物37~49%, であった。無機成分含有量は, ワカメの大きさ, ならびに部位により差があり, 試料ワカメ100g当たり, 鉄6.3~30mg, カルシウム647~1,176mg, ヨウ素95~157ppm, リン273~425mg, マグネシウム163~312mgであった。 2) ワカメに存在するヨウ素の溶媒別溶出量は, 温水可溶28~31%, エタノール可溶11~12%, ベンゼン可溶0%, 上記溶媒不溶57~59%であった。 3) ワカメ無機成分の人工消化液による溶出量を測定した結果, いずれも初期30分の溶出が大で, さらに時間の経過とともに溶出が増し, 120分では部位ならびに加工法により差はあるが, 粗灰分85±10%, 鉄45±29%, カルシウム68±21%, ヨウ素61±6%, リン67±19%, マグネシウム77±22%の溶出が認められた。 4) これらの溶出が消化酵素によるのか, たんに溶媒によるのか調べるために, 生ワカメを試料とし, 消化酵素を含まない液にも浸漬振盪して溶出を調べた結果, 鉄, ヨウ素, リンは, 消化酵素により溶出量が増加した。カルシウム, マグネシウムについては消化酵素の影響は認められず酸性液での溶出が大であった。

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