グルテンボールを凍結乾燥後粉砕し, ふるいにかけたところ, 多孔質のグルテンが得られた。この基質にアクチナーゼをpH7, 40℃で1時間作用させたところ, 基質の約90%が可溶化した。反応物を Sephadex G-15カラムクロマトに供し, Glx含量が50.6%の高グルタミンペプチドを得た。このペプチドを濾過除菌することにり, 安定なグルタミン供給源として臨床応用されることが期待された。