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文章基本信息

  • 标题:高感度グルコース測定系を応用したラット初代培養肝細胞からのグルコース放出の定量化 グルカゴンによるグルコース放出促進に対するインスリン抑制の急性効果と phosphatidylinositol 3-kinase 活性化の関与
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  • 作者:田中 利明 ; 染谷 至紀 ; 今泉 美佳
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:2004
  • 卷号:57
  • 期号:1
  • 页码:1-7
  • DOI:10.4327/jsnfs.57.1
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    肝細胞の細胞レベルにおけるグルコース放出調節機構を検討する目的で, 酵素固定化カラムと電気化学検出器を組み合わせた, グルコース特異的かつ, 高感度で, 測定手技が簡便な高感度微量測定系を作成し, ラット初代培養肝細胞系と組み合わせた新たな実験系を確立した。本測定系での最小測定濃度は10nMであり, その測定の変動係数は1.9%と, 再現性は良好であった。この系を用いたところ, 初代培養肝細胞からのグルコース放出は, 10-12~10-8Mまでのグルカゴン刺激により濃度依存性に増加した。10-9Mのグルカゴンの存在下に10-12Mから10-5Mのインスリンを負荷したところ, グルコース放出は1時間以内にインスリンの濃度依存性に抑制された。次に10-7Mのインスリン存在下に, phosphatidylinositol 3-kinase 阻害剤の wortmannin とLY294002をそれぞれ添加したところ, いずれも濃度依存性にグルカゴン刺激下のグルコース放出に対するインスリンの抑制を阻害した。以上より, 肝細胞におけるインスリンの急性作用の少なくとも一部には, phosphatidylinositol 3-kinase の活性化を介したリン酸化カスケードが関与しているものと考えられた。

  • 关键词:肝細胞; インスリン; グルカゴン; 高感度グルコース測定系; グルコース放出
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