代表的な3タイプと, さらに拡張した5つのアシルアセトアニリド系イエローカプラー色素構造に対して, モンテカルロ法および分子軌道計算を行って, 構造とモル吸光係数εmaxとの相関を検討した。安定コンフォマーの数と, 最安定構造から求めた振動子強度はεmaxと良好な相関があった。また, 振動子強度を求めるために, モンテカルロ法を用いて最安定構造を求めることが重要であることがわかった。