「みらくる」と名付けた新しいX線発生装置は卓上型シンクロトロンをベースとし, 電子周回軌道上においた微少ターゲットに電子をぶつけてX線を発生する.光源点のサイズが放射光よりも遙かに小さく, 放射光並の輝度を持つのが特徴である.放射角が大きいのも特徴であり, イメージングに最適である.卓上型で容易にハードX線を出すことができることから医療用, 工業用に期待される.本校では,「みらくる」で撮像した優れたX線イメージを紹介する.