制動X線の少ない強烈でシャープなK系列特性X線の放射とポリキャピラリープレートを用いた平行X線撮影について解説する.これらのX線は弱電離プラズマの軸方向から出力し, 2組の厚い鉛スリットを通過したした後に大きく回折・発散した.話は変わって, X線は浜松ホトニクス社製の穴径が25μmのポリキャピラリープレート (J5022-21) を用いて平行にされ, 平行撮影はフィルム (Fuji IX 100) とコンピューターX線撮影 (CR) システム (Konica Regius Mode 1150) のイメージングプレートを用いて行われた.タングステンターゲット管付きX線装置とフィルムを用いた場合, 画像分解能は50μmあるいはそれ以下であった.最後に, 準単色平行X線撮影は円盤ターゲット付きのプラズマ管そして透過式ターゲットを有する管を用いて遂行された.