デジタルカメラの総合画質を向上させるためには, 高解像度と低ノイズを両立させることが重要である. 本研究ではまず実際のデジタルカメラのノイズ特性に基づいたノイズシミュレーションモデルを開発する. 次にこれらの技術を用いて解像度とノイズレベルの異なるシミュレーション画像を作成し, これに対する心理物理実験を行う. 実験結果より解像度とノイズレベルが総合画質に与える影響について考察する.