小・中学校の学校週5日制が施行され, 子どもたちに「ゆとり」ある生活の中で, 自ら学び自ら考える力や豊かな人間性などの「生きる力」を育むため, 学びの場を提供する地域社会の連携がより重要性を増している. そのような中で, コニカミノルタ (株) では地域に密着した写真教育の一環として, 日野市教育委員会主催のひの市民大学子ども学部科学コース講座にて講義を行っている. 本稿では講義までの一連の経緯や, 講義内容と狙い, 子どもたちの反応, 教育委員会の意見等を紹介する.