染料インクを用いたインクジェット記録による写真プリントの課題であった耐オゾン性は染料自身の分子構造を改良することで大幅に改善され, さらに耐光性についても2倍以上向上することでインクジェット記録のウイークポイントとされていた画像保存性は実用上問題ないレベルまで性能が向上し, ホームフォトを気軽に楽しめる十分な性能へと進化した. また新開発の顔料系インクは写真に匹敵する光沢感と染料インクを大幅に超える画像保存性を実現し, プロ・写真愛好家にとってもまさに満足できる性能へと進化した.