333Kの水溶液中における化学反応により, 高分子テンプレート基盤上にロッドやチューブ形状を有するサブミクロン構造の酸化亜鉛膜を形成することに成功した.高分子テンプレート上にパラジウム触媒を固定し, 析出条件を最適化することにより, 新しいテンプレート法を開発した.得られた酸化亜鉛ロッドの長さや直径は, それぞれ9μmと800nmとなり, アスペクト比は11.25: 1となった.また, 得られた酸化亜鉛膜の電気抵抗の値は, 室温で22.4Ωcmとなった.