運材索道の制動補助制動機として回転翼を有する風圧ガバナーを使用すると極めて有効であることがわかり,既に実用に供されているが,回転翼の設計に用いられるCZITARYの公式を実測結果と対照すると著しい誤差があることが知れたので,適正な設計を可能ならしめる目的で,東大工学部航空学科山名教授等の御協力を得て,差当り実用上の価値が大きいと予想される矩形回転翼について室内実験を行い,抵抗トルク係数を求あ,これに基き矩形翼の場合の実用的計算法を提出した